2017年09月06日

半村良「どぶどろ」扶桑社

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けっこうR&B関係を落札させていただいてる方の
出品本なんで ついでに落とした

何気ない短編の支流がメインである本流に合流して
あ〜ナルホドなとラストシーンになだれ込む
(たまにムービーで使われる手法だ)

銀座ってのぁカラオケの「二人の・・」くらいしか知らんかったけど
「関が原」以降 家康が駿府にあった銀座役所を江戸に移転させたんか

銀貨の鋳造が行われ 銀を特権的に扱う区域(やから当然・不正も起こる)
んなトコロに拾われた平吉は なんでも屋だから
区域の岡っ引き・・・みたいな仕事も自然に担う

調査をすすめると
自分を愛情込めて育ててくれた人達、尊敬する京伝
風流で人の道を説く文化人がじつわ・庶民を苦しめる
一番汚ねぇヤツだったと・・・

ま、その辺の心の葛藤がミステリーとゆーより
ブンガクの香りがする
かなりいい本だが僕には敷居が高い気もする。


ラベル:どぶどろ 半村良
posted by ドクた at 10:37| 京都 ☔| Comment(0) | オモロかった本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする