2019年07月29日

2019・夏季読書感想文

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ジェイド・タイガーの影
クレイグ トーマス (著), 田中 昌太郎 (翻訳)

カンケーなくなったと言っても祇園祭前後は
どーも憂鬱というか腹立たしい思いがする
とりあえず夏休み期間なんで読書感想文でも書いとこ

その頃・ハイドを中心にクレイグ トーマスを読み漁ってたが
東西ドイツ再統一に関するベルリン条約の締結の頃の話だ
ザンネンながらハイドの出番は今回オーブリーの護衛役だが
ヘッケラー&コッホVP70を持って葦の正体を暴く
やはりただの護衛ではすまされない存在感だ

活劇担当役今回多くを占めるのが中国系アメリカ人のCIA局員のリュー
中国本土への侵入から殺人・脱出劇・アドレナリンの爆発だが
最後は万里の長城で・・・(えーッ!なんちゅうコっちゃ)
CIAのバックホルツもKGBのペトルーニンも
(てめぇら 人間じゃねぇ)

大戦中、若き日のオーブリーとツィメルマンの回想に
時空の旅をさせられたが
そのツィメルマンの過去を調査するのにハイドは
香港・オーストラリア・西ドイツから東ドイツに浸入
最後はスペインでのチョお〜 アブナイ危機
別の視点から話が三つ巴・四つ巴ともなるスピード感
コレがトーマスの魅力だ

「ファイアフォックス・・」の陰に隠れてるハイドのシリーズもの
また本書は文庫本になってないのが理由か
地味な存在なと思えるが このシリーズ3番目くらいの
名作と位置づける。

それでは次いってみョ



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レパードを取り戻せ 上、下
クレイグ トーマス (著), 菊池 光 (翻訳)

コレはハイドが登場するにはするがチョイ役程度で
主役は潜水艦プロテウス号に搭載されておるソナー
「レパード」であり活劇役はイーサン・クラーク米海軍情報部大佐
その好敵手はソ連海軍特別潜水工作隊隊長ヴァレリイ・アルデニエフ

「ジェイド・タイガー・・」の前に出ていたのか
僕の評価は まぁ・まぁゃネ

ただ菊池のヒカルちゃんて好きな翻訳家でしたな。


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ラット・トラップ
クレイグ トーマス (著), 広瀬 順弘 (翻訳)

次は「ラット・トラップ 」でクレイグ トーマスの処女作が
家にあったんで読み直したが(ほとんで覚えてへん)
ハイジャックシーンよりアラブのテロリスト
ナスードの追跡が長過ぎやがな

ナスードは牧場へ娘ベティを人質に取って2階に上がるが
牧場主オレル・声を出さずメモ用紙に「SOS 2F!」
と書いて訪ねてきた特別保安部のブラッケンに無言で渡せば
ページ数も減らせたし、ランド・ローバーを修理していた
3名の英国陸軍兵士の尊い命は救われたのではないか

自分だけが開放される・機内に残った妻よ
あー こりゃイカンと引き返す初老の紳士
(ナニもかもブチこわしで)大失態やがな
ラティマーの苦悩が読み手にも伝染するではないか

それにしてもミスター・Jってダレやってん?

僕の評価 あんましオモロなかった
(デビュー盤なんでガマンしとこ)。


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すべて灰色の猫〈上〉〈下〉
クレイグ トーマス (著), 山本 光伸 (翻訳)

コレぁ ハイド抜きだがけっこうオモロかった
「闇の奥へ」の続編やから しぶとく国賊のバビントンが出演
東ドイツを牛耳る鉄と氷の女ブリギッテ・ヴィンターバッハ
(少女期があったとは信じられん)

マレーシアから陰謀渦巻くネパールへ
今回の活劇役はオーブリーが後見人となるティム
(元グルカ兵団英国人大尉)である

それにしてもKGB軍団満載のソ連軍アントノフ輸送機が
何機も王国へ侵入してくるって
コレはコレでコワイ話やな。



posted by ドクた at 10:08| 京都 ☁| Comment(0) | オモロかった本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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