2021年09月01日

2021・夏休み読書感想文 第2弾

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つり人生 (1975年) (釣魚名著シリーズ) 土師清二


次の冒険小説到着まで繫ぎのつもりで読みだした本
去年の秋のふるほん祭りで箱入り百円ほどやったか
著者の土師清二氏が失礼ながら小説家とは知らなんだ

1923年小説家として連載されはじめたようだ
約百年前か・話半分としてふた昔前の話と思った方が
すんなり読める

丁稚奉公から新聞記者になった氏は尼港事件のその後の
取材へ行かれる黒竜江の解氷期・流れつく凄惨な死体の数々
想像を絶する風景の中での魚の味

病に伏せる奥様が猫も食べない川魚を美味しい美味しいと食べ
もっと釣ってきて下さいと・・・
それは釣りの大好きな主人を気兼ねなく
釣りへ行かせる優しさであろう

今からふた昔ほど前の話であり
氏は鮎釣りから海釣り、鮒に小物釣りあらゆる釣りをして
釣った獲物は料理して食べる・今からふた昔ほど前の話だ

汽車に乗って水辺が見えると釣り師としてどう攻略するか
老体になっても意欲満々で憎めない釣り師である

最後の章・惜竿記から竿師に至っては初代竿忠から三代目
男のドラマに真っ当な釣り師なら舌鼓・大絶賛であろう

ジムで気安く僕に釣りの話をしてくる・ニぃちゃん
一冊でもこの手の本読んで勉強してくれへんかなぁ
(まったく話が通じひんもんなぁ・たのむわ)

と・いうことで
お子ちゃまレビュアーがなんとおっしゃいましょうが
コレぁ大人のオモシロ本である。
posted by ドクた at 15:44| 京都 ☁| Comment(0) | オモロかった本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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